今日、中学時代の同級生とバッタリ出くわした。
俺は彼に「随分大人になった感じがするんだけど」と言い、
彼は俺に「昔と変わってないね。すぐに分かったよ」と言った。
それからお互いの近況報告をして、
「▲▲は○○の仕事をしてる」「■■は結婚した」など同級生の話へ変わっていった。
そして、彼から「三年くらい前かな、あいつは死んだよ」と話を聞かされた。
そんな事はまったく知らなかった。
あいつと俺は別な小学校を卒業して、中学1年の時に同じクラスになった。
あいつは授業中によくノートに絵を書いていて、すごく上手かったのを覚えている。
学校を卒業してから会うたびに俺はあいつに「よく絵を書いてたよね」と言った。
それから朝学校行く前に駅で会うとあいつは「お前の学校遊びに行ってもいい?」と言って、
俺もあいつに「きなよ、きなよ」と言って、一緒に授業を受けた。
不思議とあいつが先生に見つかることはなかった。
今おもうと先生は見て見ぬふりをしてたかもしれない。
家に帰ってきて、今ブログを書いてるけど、
俺の心は悲しみで一杯だ。